目標2 飢餓をゼロに
~飢餓に終止符を打ち,食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに,持続可能な農業を推進する~
現在は世界中の人々の9人に1人が飢餓にあえいでいると言われており,今後この数は急速に増加すると予想されています。
しかし,その一方でカロリーベースでは全世界の人口が必要とする2倍の穀物が生産されている現状があります。
身近なフードロス等の大量廃棄問題や流通問題など,私たちができることはたくさんあるに違いありません。
飢える大陸アフリカ : 先進国の余剰がうみだす飢餓という名の人災 / Kilman, Scott Thurow, Roger 岩永 勝 キルマン スコット サロー ロジャー -- 9784903487502
図書館所蔵を確認【概 要】
一九八四年、エチオピアではおよそ一二〇〇万人が飢えに苦しみ、多くの人が命を落とした。その二〇年後、同じエチオピアで前回を上回る規模の飢餓が起きた-。世界は、とくに先進諸国は、飢餓という最も根源的な苦しみをなくすその術を知ってはいたが、実行しなかったのだ。アフリカで慢性的に起きている飢餓の多くは、機能不全におちいった人類文明がひきおこした"人災"なのだ。「ウォールストリート・ジャーナル」紙の記者である著者が、豊富な現場取材を通して、新しいコンセプトで援助を始めたビル・ゲイツやU2のボノの活動を報告するとともに、「飽食の空白域」といわれる飢餓が、国際社会の不均衡なパワーバランスと、先進国の無知と怠慢と都合によって、いかに引き起こされているかを鮮明に描き出す。【目 次】
序文 うわべだけの後悔-エチオピア ハイランド地方ボリチャ、二〇〇三年【書 誌】
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