端っこと端っこ、その間には深い穴があいているのか、それとも見えないガラスの道が二つの端をつないでいるのか。そもそも、端っこと端っこはどうやって生まれた?突然、まるでタケノコのように伸びたのか、それとも長い年月をかけて、両端に移動していったのか?学術的にはいろいろな理論や歴史的見解があるのだろうが、素人から見れば、それは人間のサガのように見える。
同時に、人は互いに近い距離で助け合い、支えあって生きる生き物である。だから、生の本能として最終的には相互の距離は近づくはず。人は離ればなれになると、罵り合い、殺し合い、そして人の愚かさを悟り、距離を測り始める。その繰り返し。
未来に希望はある。なぜなら、信じるから。たとえ人が愚かであったとしても。