歴史を振り返れば、人はいつでも清廉潔白で公平な社会の実現を目指してその時々の社会制度を改善してきた。それは時に法の整備であったり、為政者を選ぶ仕組みであったり。しかし、そこで単純な疑問が生まれる。なぜ社会正義(それは清廉潔白を求めることを含む)実現のために多大な犠牲を払って民主主義(選挙で為政者を選ぶ仕組み)を手に入れたのに、未だに腐敗や不正、汚職がなくならないのはなぜだろうか?
これを人のサガと一言で言ってしまえれば楽なのだろうが、なかなかそうも言いきれない。そんな時こそ、先人の英知に触れたい。そのためには、書籍は最高のツールである。
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イラストは、『清廉潔白な政治家たちの日々の努力で犯罪や法律違反もなく完全に平和に保たれる美しい街の中で、理由がわからない息苦しさに苦しむ善良な市民たち』をインプットとしてAI画像ジェネレーターによって作成しました。