『埃及紀行』は、大正11年10月に、建築史家の天沼俊一氏がエジプトを旅した際の旅行記です。埼玉県立図書館では、田中重之文庫(元本県教育委員長田中重之氏の旧蔵資料)の1冊として所蔵している資料です。
紀行には、建築はもちろん、当時のエジプトの人々や市井のようす、自然についても記されています。
ここでは、「埃及紀行」の記述に沿って、著者の天沼氏が見聞きしたものごとに関する諸々の資料をご紹介する、というミニ展示「『埃及(エジプト)紀行』でたどるエジプトモロモロ」の資料を紹介します。
紀行には、建築はもちろん、当時のエジプトの人々や市井のようす、自然についても記されています。このミニ展示は、「埃及紀行」の記述に沿って、著者の天沼氏が見聞きしたものごとに関する諸々の資料をご紹介する、という展示です。
今回は、旅程の1~3日目の記述に沿った資料を紹介します。
この3日間で、著者は、ポートサイド、カイロ、ギザ、という現在も賑わいのある街を旅します。ピラミッドや博物館へ向かう途中で、鉄道、ナイル川や運河、ラクダ、蠅、棗やイスラーム文化など、さまざまに見聞きしたようです。
エジプトの地誌とあわせて、これらの事柄についての資料もご紹介します。
埼玉県立図書館「【熊谷】ミニ展示「『埃及(エジプト)紀行』でたどるエジプトモロモロ」のウェブページはこちらです(埼玉県立図書館のウェブサイトに移動します)。
エジプト風俗誌 : 古代と近代の奇妙な混淆 / ウイリアム・レイン 著,大場正史 訳,Lane, Edward William, 1801-1876,大場, 正史, 1914-1969,
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Resource : 国立国会図書館