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「恐れ」の正体

新型肺炎が世界を襲っている。中国では死者数が日々増えていき,まるで戦争をしているような物々しさだ。TVやSNSで流れる情報は,私達を「恐れ」させている。その「恐れ」が,私達にマスクをつけさせ,アルコール消毒を促している。これはいいことだ。一方,この「恐れ」がこれ以上大きくなったとき,私達がどのような行動をとるのか,そこに未来がある。私達を突き動かす「恐れ」とは,その源流はどこにあるのか?

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野球の奥底

監督がボソボソとつぶやく。選手は汗だくの首元を拭うこともせず,ただ聞き入っている。ベンチの中の野球。それを見せてくれた監督。野球は,間のスポーツ。一つ一つのプレーの合間にこそ本質が隠れている。それを知らしめてくれた監督。きっと,どこかにシューレスジョージャクソンとフィールドオブドリームスがあって,プレーをしているに違いない。監督の夢はまだ続く。野球ファンの夢も続いている。

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大統領がいる時代

子供の頃,白黒テレビの中の大統領は輝いていた。日本には存在しない大統領という響き。そこにはいかなる根拠もない漠然とした幸福感とあこがれがあった。そして現代,巨大な権力を持つ大統領は,何を信じ,何を普通の人々に見せようとしているのか。エビデンスが私達のすべてを縛り付けているこの時代に,大統領の存在が持つ意味を問う。

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庭に世界をみる

世界中にある庭園たち。日本庭園,英国式庭園,イスラーム式庭園,中国庭園。人々はどの場所でも何時の時代も庭園を作り,眺め,愛で,共に生活を送ってきました。世界中の庭園を通じてそれを作った人々や国を理解できれば,世界が広がるに違いありません。日本を知るために日本庭園を知る,世界を知るために世界の庭園を知る。まずはお気に入りの1冊を手にとってください。

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カンボジアへ向かう

カンボジアといえば,アンコールワット。その神々しさと雄大さは人を惹きつけて止まない。それと同時に,ささやかな幸せを願うためにこれほどの寺院を作れる人の手が,同じほど苛烈な惨劇を生み出すことができる現実を私達につきつける。カンボジアはまさに,人間の叡智と邪心が交差した場所。戦の煙で世界が霞みそうな今だからそこ,もう一度,知っておきたいこともある。

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ボクシングの歴史は古い。歴史の始まりと共に,人は殴り合い,戦い,強さを競った。殴り合いによる生存欲求の証明を必要としない現代,その時代の中で,私たちは,井上尚弥の登場を見た。彼の登場が,日本のボクシングを変えた。そして今,世界の価値観の一部を揺るがそうとしている。歴史の中のボクシングから,現代ボクシングへの道をたどりながら,今の,井上尚弥の見つめるボクシングを探ってみよう

殴り合いの文化史 / 樫永真佐夫 -- 9784865282238

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【概 要】

リングに上った人類学者が描く、殴り合いのもたらしたもの
名誉と屈辱、理性と本能、男らしさと女らしさーー
手に汗握る殴り合いの快楽、自らのボクサーとしての経験。歴史を繙き、現代をフィールドワークすることで、殴るヒトの両義性を浮かび上がらせる、新しい暴力論。

モハメド・アリ、ピストン堀口といったボクサーの物語をはじめ、カイヨワ、オルテガ・イ・ガゼーの研究や、ドストエフスキー、柳田国男の作品、ソクラテス、鉄腕アトム、スーパーマン、ボブ・ディラン、オセアニアの儀礼など、領域を越えて紡ぎ出される、殴り合いのもたらしたもの。

【目 次】



1章 人間的な暴力
1-1 そこにある暴力
  血みどろの共同体/身内の殺害
1-2 闘争の擬態
  儀式から見世物へ/闘争を見る喜び/モハメド・アリ—闘争のしゃべり/にらめっこ/目の暴力
1-3 残忍な喜び
  矢を射刺された聖人/賛美される残忍さ


2章 理性の暴力
2-1 本能と暴力
  世界最強の男/攻撃は本能か/子殺しとリンチ/闘争のプロセス
2-2 口から手へ
  人間の本質/「殴る」類人猿/口の武装解除
2-3 遊びと闘争
  気晴らしの発生/遊びと成熟/ホモ・ルーデンス/模倣と競争/ラッキーパンチ—運と眩暈/狩猟からスポーツへ/sportの語源/殴り合いのルール


3章  殴り合うカラダ
3-1 殴り合うカラダのイメージ
  自転車ドロボーへの復讐/ベイヨーンの流血男/敗者が勝つ物語/ロッキーのカラダ/アスリートのカラダ/かっこいいカラダ
3-2 つくられるカラダ
  殴り合いのプロのカラダ/古代ギリシアのスポーツクラブ/拳闘のシンボルは?/太った腹の使い方/減量の職人
3-3 名がつくるカラダ
  マサト?コボリ?/「五つ星焼き鳥」のパンチ/リングネームとニックネーム/「海老原」はヤバい!?/姓は「ガッツ」?


4章  拳のシンボリズム
4-1 拳と手のひら
  拳の親指/誓いの手のひら/殴る拳
4-2 拳はペニス
  ガッツポーズの日/ガッツポーズは文化的/生殖器崇拝/凶暴な拳/殴り合いの挨拶/オバマが広めたフィスト・バンプ
4-3 正義の拳
  鉄腕アトム/鉄腕とパンチ/正義の味方はパンチしない/柔よく剛を制する/スーパーマンの誕生/アメリカのニューシンボル/都市労働者のヒーロー/大統領はボクサー/白人男性の「男らしさ」/ヒーローのカラダ
4-4 国家による拳の暴力
  拷問と清め/司法との対決/拷問の拳/文化と残忍さ


5章  殴り合いのゲーム化
5-1 闘争のゲーム
  戦闘と決闘/決闘というゲーム/殴り合う民族競技/こぶしうち/足技があっても「拳法」
5-2 古代オリンピックの拳闘
  ホメロスが語る拳闘/オリンピアの祭典/ソクラテスも拳闘ファン/拳の装着具/古代オリンピックの終焉
5-3 イギリスの拳闘─流血と底力
  イギリス初の拳闘試合/初のチャンピオン/ブロートン・ルール/流血の楽しみ/暴力からゲームへ/プライズ・ファイトの急衰
5-4 ボクシングの成立
  ボックス!/スパーリングの発生/高貴な自己防衛の技術/プライズ・ファイトからボクシングへ/クイーンズベリー・ルール/時計の時間/流血と底力の排除/決闘の面影


6章  「殴り合い」は海を越えて
6-1 ボクシングは港から
  黒船とともに/アメリカのピュジリズム/イギリスとアメリカのチャンピオン対決/金メッキ時代の殴り合い/日本初のボクシング/横浜のメリケン練習所/異種格闘技の人気
6-2 「一石四鳥」のスポーツ
  柔道対ボクシングのケンカ/日本ボクシングの発足/キャッチコピーは「東郷」/メリケンから拳闘へ
6-3 「拳闘」がやってきた!
  ボクシング史の時代区分/初のスーパーアイドル・ボクサー/血の十回戦!/ヤクザも覆せない判定/槍とピストン
6-4 玉砕から科学へ
  ボクシングは「青空道場」から/フリーのボクサー/日米合作の世界チャンピオン/日本人の自信回復/テレビとボクシング


7章  一発逆転の拳
7-1 ハングリー精神論
  スポ根漫画の時代/科学より根性
7-2 よみがえる矢吹丈
  浪花のジョー/もやしっ子から/永遠のボクサー/平成の矢吹丈/ヒーロー誕生物語
7-3 逆転の渇望
  マサオ・オーバの逆転/復讐のチャンス/アメリカ社会とボクサー/ボクシングとユダヤ人/ボクシングジムという避難所/日本のプロボクサー/人生の逆転
7-4 殴り合いと信仰
  信仰と勝利/反宗教的なコスチューム/暴力と宗教規範/非暴力、無抵抗という戦法


8章  名誉と不名誉
8-1 凶器の拳
  「三度笠ボクサー」のストリートファイト/プロボクサーの正当防衛/勝ったのは誰か?
8-2 ピュアで正しい「殴り合い」
  暴力の採点/誰も見たことのないパンチ/噛みつきは反則?/暴力への不寛容
8-3 つくられる勝者と敗者
  ホームタウンデシジョン/アウェーの洗礼/殴り合いへのご招待/咬ませ犬/フィリピンはボクシング先進国
8-4 男らしさと名誉
  ヴァーチャルな殴り合い/度胸試しと名誉/男性性と女性性/男らしさ/名誉のための決闘/殴打と嘲弄


9章  殴り合いの快楽
9-1 「死と再生」の物語
  ボクシングは麻薬/燃えつきること/テントボクシング/イニシエーションと現代
9-2 殴り合いと快楽
  三島由紀夫とボクシング/カラダと陶酔/無害のマゾヒズム


10章  女性化する拳
10-1 ボクシングと女性
  女性の権利の拡大/ジャック・ロンドンの時代/女人禁制のボクシング会場/女性の殴り合いの楽しみ方/『ミリオン・ダラー・ベイビー』の成功 /日本の女子ボクサーたち/「あばずれ」女の殴り合い/男もすなるボクシング/殴り合いの模倣の模倣の模倣/ボクシングの女性化
10-2 殴り合いは続く
  暴力の減少/デイビー・ムーアを殺したのは誰?/脳へのダメージの競い合い/ボクシング廃止論/同意ある暴力/殴り合いの未来


あとがき

参考文献

【書 誌】

タイトル
殴り合いの文化史
ISBN
9784865282238
著者
樫永真佐夫
出版社
左右社
出版年
20190430

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